最近、男鹿地方に新しい魅力的なスポットが出現し、多くの注目を集めています。それは北浦にある雲昌寺のアジサイです。
雲昌寺の副住職、古仲宗雲さんは15年間をかけて、寺の境内一面をアジサイで覆うプロジェクトを進めました。
元々1株だったアジサイは、1500株以上に増え、見頃には一面が青色に変わります。
この青色のアジサイは、北浦の港町や男鹿の海を背景に、特有の景観を形成しており、まるで絨毯のように広がるその姿は、訪れる者を魅了します。
雲昌寺あじさい2024開花状況と見ごろの時期いつ？
雲昌寺のアジサイは通常、6月中旬から7月上旬にかけて開花し、6月下旬には見事に満開を迎えます。
もちろん、その年の気候によって、アジサイの開花や見頃の時期は変動することがあります。
古仲さんによると、紫陽花の最も美しい見頃は日中だけでなく、夕暮れ時に照らされるアジサイも特に美しいとのことです。
2024年には、雲昌寺のアジサイが6月初旬から花を開き始め、6月13日現在では色付き始めています。
この年のアジサイの最盛期は、7月初旬まで楽しむことができるでしょう。
雲昌寺あじさい2024ライトアップや時間など基本情報
男鹿市にある、美しいアジサイで知られる雲昌寺では、2024年6月8日（土）から7月15日（月・祝）までアジサイの特別観覧期間が設けられています。
雲昌寺でのアジサイ観覧は、訪れる多くの人々にとって癒しのひとときとなります。
2024年には、夜間の特別拝観は行われず、またライトアップの提供もありません。これは非常に残念なことです。
【あじさい観覧期間】
2024年 6月8日(土) ～ 7月15日(月・祝)
【時間】
9:00～17:00（最終入場16:30）
【拝観料】
600円 (拝観料300円+あじさい期間特別拝観料300円)
※6/22(土)・6/23(日)・6/29(土)・6/30(日) ・7/6（土）・7/7（日）800円 (拝観料300円+あじさい期間特別拝観料500円)
雲昌寺あじさいアクセス
【場所】
雲昌寺
秋田県男鹿市北浦北浦字北浦57
【電車】
JR男鹿駅から車で約20分
【なまはげシャトル】
男鹿駅→雲昌寺 1300円
雲昌寺あじさい駐車場
あじさい観賞期間中は、雲昌寺の境内の駐車場は利用不可となります。
県道55号線沿いの駐車場の利用となります。無料です。
雲昌寺あじさい2024見どころと楽しみ方
秋田県男鹿市はなまはげで有名ですが、初夏には「雲昌寺（うんしょうじ）」と呼ばれるあじさい寺が訪れる価値があります。
この雲昌寺は、秋田県男鹿市北浦に位置し、「死ぬまでに行きたい！世界の絶景 日本の絶景編2017ベスト絶景」に選ばれたことで、男鹿の夏の代表的な観光スポットとなりました。
かつては知る人ぞ知る場所だった「雲昌寺」ですが、現在では秋田県の代表的なあじさいの名所として、多くの観光客を引き寄せています。
寺院は、訪れる人々にさまざまな角度からこの美しい景色を楽しんでもらえるよう、散策路や見晴台、撮影スポットなどを年々改良しています。
境内には1,500株以上のアジサイがあり、満開時には濃厚な青色の花が一面に広がり、圧巻の景色を提供します。
境内は広大ではないため、アジサイの密度が非常に高く、文字通り花の海と化します。
これらのアジサイはすべて副住職の古仲宗雲（しゅううん）さんが手植えし、株分けで増やしたもので、15年以上の歳月をかけて育て上げられました。
一株に多数の花がつく特徴と、その独特の鮮やかな青色が、雲昌寺のアジサイの特徴です。
副住職の独自の育成方法により、満開時には深い青色の世界が広がります。
高台にある雲昌寺からは、北浦の港町や男鹿の海を背景に、絨毯のように広がるアジサイの美しさを一望できます。
参道には紫陽花と孟宗竹の竹林が共存し、美しい風情を放っています。
また、竹林とあじさいのコラボレーションも見どころの一つです。
境内にはハート型の敷石が随所に配置されており、全部で7個あり、これらを見つけると願い事が叶うと言われています。
さらに、小さなお地蔵さんが6体、境内に静かに佇んでおり、訪れる人々に安らぎを提供しています。
雲昌寺あじさい2024ババヘラアイスと御朱印にお守り
雲昌寺では、プリザーブドフラワーや小さなブーケのほか、ハーバリウム、ミニリース、イヤリングなどのアジサイ関連商品も取り揃えています。
地元秋田の伝統的なアイスクリームであるババヘラは通常ピンク（イチゴ味）と黄色（バナナ味）で提供されますが、雲昌寺では特別に青（ラムネ味）と紫（ブルーベリー味）で楽しめます。
本堂での参拝の後には、御朱印をいただくのも良いでしょう。御朱印は500円で提供され、訪れるたびに異なるデザインを集めることができます。
また、雲昌寺特有のドライアジサイの花びらが入ったお守りも1,200円でお勧めです。
アジサイのシーズン中には、御朱印はあらかじめ書かれた台紙での対応になることが多いようです。
雲昌寺あじさい2024まとめ
雲昌寺は、「日本の絶景2017ベスト絶景」として選ばれ、全国的に名を馳せる観光地となりました。
この寺院の境内では、1,500株を超える青色のアジサイが植えられており、その美しさは訪れる人々を魅了します。
毎年6月の後半にはアジサイが満開となり、6月中旬から7月初旬までが最も良い見頃とされています。
最初はわずかな株数から始まったアジサイが、住職の手によって大切に育てられ、今では寺全体が壮大なアジサイの海となり、多くの訪問者を楽しませています。
