大迫あんどん祭り【2024】いつ?時間や場所に屋台やアクセスに駐車場と交通規制など詳細情報

大迫町のお盆に行われる「あんどんまつり」は、およそ200年前の江戸時代に起きた天明(1781~88年)と天保(1830~43年)の大飢饉で亡くなった人々を悼むために始められたとされ、この行事の起源は、地元の僧侶と若者たちが施餓鬼供養の一環としてあんどんを持って町を回り、後に明治時代に現在の大八車による運行スタイルが確立されたと言われています。

この祭りではかつて3日間連続で山車が町を巡っていましたが、現在は8月14日と16日の2日間に短縮され、それぞれの日に新たな演目が展開されます。

出し物には武者絵や歌舞伎の題材、そして先祖供養のための仏画などが描かれ、地域の若者が中心となって4台の山車を引き回します。

この伝統的な祭りは、平成17年(2005年)3月25日に花巻市の無形民俗文化財に指定され、地域の文化遺産として大切にされています。

大迫あんどん祭り2024いつ?時間や場所など基本情報

大迫あんどん祭り2024開催概要は以下となります。

【開催日】
2024年8月14日(水)・8月16日(金)
※雨天決行

【時間】
■8月14日(水)
16:00~22:00 あんどん山車運行(大迫地区内)
19:30~     あんどん御輿運行(仲町交差点付近)
20:30頃     山車集合イベント(仲町交差点)

■8月16日(金)
16:00~22:00 あんどん山車運行(大迫地区内)

19:30~    さんさ踊り(仲町交差点付近)

20:30頃    山車集合(3団体)(仲町交差点)

【場所】
花巻市大迫町大迫

大迫あんどん祭り2024屋台など露店の出店ある?

2024年の大迫あんどん祭りに関する屋台や露店の情報は、公式ウェブサイトにはまだ掲載されていません。

ただ、昨年の祭りの様子を示すTwitterの投稿写真には、数多くの屋台が設置されているのが見られます。

そうした映像を踏まえると、2024年の大迫あんどん祭りでも、多くの屋台が出店されることが期待されます。

大迫あんどん祭り2024アクセス

【場所】
花巻市大迫町大迫

【電車】
JR東北本線「石鳥谷駅」から岩手県交通路線バス約25分「大迫バスターミナル」下車

または

JR釜石線・東北新幹線「新花巻駅」から岩手県交通路線バス約30分「大迫バスターミナル」下車

【車】
東北自動車道 花巻南から約30分

大迫あんどん祭り2024駐車場

7か所ほど臨時駐車場が用意されています。

しかし、あまり台数はおけないので早めに確保することをオススメします。

駐車場の場所はコチラ>>

大迫あんどん祭り2024交通規制

交通規制は8月14日、16日両日とも16:00~22:00にあります。

交通規制の詳細はコチラ>>

大迫あんどん祭りとは?歴史や見どころについて

「大迫あんどん祭り」は、大迫地区のお盆期間に行われる、200年を超える歴史を持つ伝統的な祭りです。

このお祭りは、江戸時代に起きた大飢饉で亡くなった人々の魂を慰めるために始まったとされています。

その起源は、僧侶と地元の若者が施餓鬼供養の一環で手作りのあんどんを持ち歩いたことから始まり、明治時代になって現在のように大八車にあんどんを載せて巡行するスタイルに発展しました。

祭りのハイライトは、高さ5メートルを超える4台のあんどん山車です。

上若組、下若組、川若組、若衆組がそれぞれの山車を引き、大迫地区を練り歩きます。

夜になると点灯したあんどん山車が幻想的な光景を創出し、夏の夜を鮮やかに彩ります。

山車には歌舞伎の情景や仏画、武者絵が描かれており、その迫力は電線に触れるほどです。

8月14日の初日には4つの山車が集まり、太鼓や音頭の競演など様々なイベントが展開され、訪れる人々を魅了します。

また、大迫あんどん祭りは花巻市が指定する無形民俗文化財としても認定されており、地域の貴重な文化遺産として保護されています。

大迫あんどん祭り2024まとめ

「あんどんまつり」と呼ばれる大迫町の中心部で行われるお盆の行事は、約200年前の天明や天保時代の大飢饉で亡くなった人々を悼んで始められたと伝えられています。

高さ5メートル以上のあんどんは木の枠に障子紙を張り、武者絵や仏画を描いて装飾され、4台の山車が「ヤーレ、ヤーレ」という掛け声と共に笛や太鼓の音色に合わせて夜遅くまで町を巡ります。

8月14日に行われるあんどん山車の運行はその後新たに作り直され、16日には新しい演目が披露されることがこの祭りの一つの魅力です。

タイトルとURLをコピーしました