三河一色大提灯まつり【2024】時間や場所に内容と屋台や花火にアクセスや駐車場に交通規制など詳細情報

毎年8月に開催される三河一色大提灯まつりは、三河一色諏訪神社で行われます。

この神社の始まりは、永禄年間(1558~1569年)に遡り、長野県の諏訪大社から神の分霊を迎え、地元で諏訪大明神としてお祀りすることから始まったとされています。

その時代、夏の終わりから秋にかけて、海からの怪物が現れては作物を荒らし、住民や家畜に害を及ぼしていました。

村の人々は、神社に神剣を奉納し、大きな篝火を焚いて、怪物の退散を願いました。

その結果、怪物が姿を消したため、それ以降、毎年の祭事に篝火を焚くことが伝統となりました。

この伝統が、三河一色大提灯まつりの起源であると言われています。

三河一色大提灯まつり2024時間や場所に内容など基本情報

2024年の三河一色大提灯まつりは、8月24日(土)の午前8時から始まり、各組から2張ずつの巨大提灯がカグラサンを用いて順に掲げられ、午前11時には12張の大提灯がすべて揚がる【大提灯揚げ】が行われます。

同日午後3時には、三河一色諏訪神社の神楽殿で、小学3年生から6年生の女子6名の神子による【神楽】が奉納され、午後7時にはすべての提灯にろうそくが点される【献燈祭(火入れ式)】が実施されます。

このイベントは祭りのハイライトであり、多くの参拝者で賑わいます。点灯後の提灯の幻想的な光景は特に見どころです。

翌25日の午後5時には「あげ神楽」が行われ、それをもってお祭りは幕を閉じます。

提灯に点火されるのは初日の夜だけであるため、その夜の雰囲気は一段と特別なものがあります。

【開催日】
2024年8月24日・25日

【場所】
三河一色諏訪神社
〒444-0423 西尾市一色町一色宮添129(三河一色諏訪神社)

【スケジュール】
◎8月24日(土)

【大提灯つりあげ】8:00~、【大提灯献燈祭】19:00~

◎8月25日(日)

【奉納弓道】9:30~ 【例祭斎行】10:30~ 【大提灯降納】17:00~

公式サイトはコチラ>>

三河一色大提灯まつり2024屋台など露店の出店ある?

毎年三河一色大提灯まつりでは、数多くの露店が並び、訪れる人々で賑わいます。

2024年も例外ではなく、大勢の観光客が集まることが見込まれており、多数の屋台が出店する予定です。

特に、8月24日(土)の19時から始まる献燈祭(火入れ式)の際には、人出でいっぱいになるため、大変な混雑が予想されます。

そうした状況を避けたい場合は、人出の少ない時間に境内の外へ出て、歩行者天国となっている近くの商店街を散策するのも楽しいでしょう。

屋台は、8月24日(土)は14時から22時頃まで、翌25日(日)は9時から14時頃まで営業します。

25日は午後には屋台が撤収を始めるため、昼前に訪れることをお勧めします。

また、お祭りに浴衣で参加すると、より一層の祭り気分を味わうことができます。

人混みが苦手な方は、提灯が灯される8月24日の夕方、人が少ない時間帯に屋台を訪れるのが良いでしょう。

屋台では、夏祭り定番の『チョコバナナ』『からあげ』『かき氷』などの食べ物が楽しめます。

さらに、『金魚すくい』『射的』『輪投げ』などのゲーム屋台も充実しているので、お祭りの雰囲気を存分に味わうことができます。

三河一色大提灯まつり2024アクセス

【場所】
三河一色諏訪神社
〒444-0423 西尾市一色町一色宮添129(三河一色諏訪神社)

【電車】
名鉄「西尾」駅より、名鉄東部交通バスに乗り換え、「一色大宝橋」バス停下車。徒歩約5分

名鉄「碧南」駅/「吉良吉田」駅より、ふれんどバスに乗り換え、「大宝橋」バス停下車。徒歩約5分

【車】
東名高速道路「音羽蒲郡IC」より約50分

三河一色大提灯まつり2024駐車場

諏訪神社周辺に無料の臨時駐車場が用意されます。

臨時駐車場の場所はコチラ>>

三河一色大提灯まつり2024交通規制

8月24日(土)が16時~22時、8月25日(日)は9時~15時まで交通規制があるので注意してください。

交通規制の詳細はコチラ>>

三河一色大提灯まつり歴史や見どころなど

永禄年間(1558~1570年)に信濃の諏訪大明神から分霊を勧請し創設された三河一色諏訪神社が主催する「三河一色大提灯まつり」は、450年以上の長い歴史を持っています。

この祭りの特徴は、6組12張の巨大な提灯が掲げられることで、これらの提灯は全長6~10メートルに及びます。

その高さは、ビルの3階建てに匹敵するほどです。

提灯の起源は、海の怪物を鎮めるために昔焚かれたかがり火だと言われています。

このかがり火の神事は約100年間続いた後、寛文年間(1661~1672年)頃に提灯へと形を変え、献灯する形式へと変化しました。

現在でも、これらの巨大な提灯は夏の夜空を華やかに彩ります。

提灯には神話や歴史を題材にした時代絵巻が描かれており、「天岩戸」などの逸話が表現されています。

これらの物語の背景を知ることで、見る楽しみが一層深まります。

提灯は各氏子が競い合って作成しており、その結果、提灯の大きさが年々増していったそうです。

2022年の三河一色大提灯まつりでは、観光客向けに歴史ボランティアが大提灯の背景について詳しく説明を提供していました。

ボランティアの方々は緑の帽子とベストを着用しており、目印となっていますので、2024年も彼らに出会ったら是非話を聞いてみてください。

このお祭りは夏の終わりを飾るにふさわしいイベントとして、多くの人々に愛されています。

三河一色大提灯まつり2024まとめ

四百数十年の伝統を持つ「三河一色大提灯まつり」は、永禄年間(1558~1570年)に信濃地方の諏訪大明神から分霊を勧請し設立された三河一色諏訪神社で催されます。

この祭りでは、長さ6~10メートルにも及ぶ巨大な提灯が6組12張展示されます。

これらの提灯は、かつて海の怪物を鎮める目的で焚かれた篝火に由来しているとされています。

愛知県から指定有形民俗文化財に認定されたこの壮大なまつりを体験し、歴史的な魅力を感じてみましょう。

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