山口七夕ちょうちんまつり【2024】いつ?時間や場所に歴史と屋台やアクセスに駐車場など詳細情報

山口七夕ちょうちんまつりは、市の中心部や大殿地区、湯田温泉などで開催され、室町時代から続く伝統的な夜のお祭りです。

この祭りは8月6日と7日に行われ、約600年前に大内氏の盛見が先祖の鎮魂のために灯籠を灯したことが起源とされています。

中心商店街のメイン会場では、竹竿にローソクを灯した紅提灯が幻想的な光のトンネルを作り出しています。

また、日本の道100選に選ばれたパークロードでは、巨大なすだれちょうちんが設置され、「山口」という文字が浮かび上がります。

さらに、親子連れに人気のミニちょうちんツリーも設置され、さまざまな願い事が記された短冊で飾り付けられています。

動と静の要素が融合されたこの祭りでは、ちょうちん山笠や御輿がパークロードや県道204号線を練り歩き、活気を見せています。

特にちょうちん山笠には、大内弘世の時代に明から来た使節の詠んだ漢詩が飾られており、その文化的背景が祭りに深みを加えています。

また、大内氏の義隆の時代にフランシスコ・サビエルがキリスト教の布教を許されたことを記念し、日本初のクリスマス・ミサを祝う「ちょうちんツリー」も展示されます。

このまつりは、発祥の地である大殿地区だけでなく、一の坂川や湯田温泉街にも拡がっており、日本夜景遺産に認定されたことを機に、灯りの質を向上させる努力が続けられています。

山口七夕ちょうちんまつり2024いつ?時間や場所など基本情報

2024年の夏も、山口県山口市で「山口七夕ちょうちんまつり」が開催されます。

この祭りは、日本三大火祭りの一つとして知られています。

幻想的な雰囲気を醸し出す提灯が夜空に浮かび上がる様子は、訪れる人々に特別な世界を体験させます。

この記事で、山口七夕ちょうちんまつりの魅力について詳しくご紹介しましょう。

【開催期間】
2024年8月6日(火)・7日(水)

【時間】
18:00~22:00

【場所】
山口市中心商店街、大殿、湯田温泉

【イベント】
●8月6日(日)
・18:00~21:30

ミニすだれちょうちん:亀山公園ふれあい公園

レストコーナー:一の坂川交通交流広場、亀山公園ふれあい広場

キッチンカー:亀山公園ふれあい広場

・18:15~21:30

つながる大殿七夕ちょうちん

・18:30~21:30

ちょうちん笹飾り:中心商店街、一の坂川交通交流広場、一の坂川、県道204号線

ちょうちんツリー:一の坂川交通交流広場

ミニちょうちんツリー:一の坂川交通交流広場・噴水広場、商工会議所前、ほたる広場他

・19:00~21:30

夢ちょうちん:亀山公園ふれあい広場

DANCE WAVEやまぐち MINAKAOIのんた:一の坂川交通交流広場付近、亀山公園ふれあい広場

・19:00~21:00

ちょうちんワークショップ:亀山公園ふれあい広場

●8月7日(月)
・18:00~21:30

ミニすだれちょうちん:亀山公園ふれあい広場

レストコーナー:一の坂川交通交流広場、亀山公園ふれあい広場

キッチンカー:亀山公園ふれあい広場

・18:30~21:30

ミニちょうちんツリー:一の坂川、商工会議所、ほたる広場、湯田温泉(18:00~)

・19:00~20:00

yabステージイベント:一の坂川交通交流広場付近

・19:00~21:00

ちょうちんワークショップ:亀山公園ふれあい広場

・19:00~21:30

DANCE WAVEやまぐち MINAKAOIのんた(後夜祭):一の坂川交通交流広場付近、亀山公園ふれあい広場

・20:00~21:00

ちょうちん神輿・ちょうちん山笠巡行:県道204号線、早問田交差点付近

イベントの詳細はコチラ>>

山口七夕ちょうちんまつり2024屋台など露店の出店ある?

山口七夕ちょうちんまつりでの楽しみの一つは、様々な屋台や露店が出店することです。

これらの屋台や露店は、一の坂川交通交流広場のレストエリアに設置され、営業時間は18:00から21:30までです。

提供されるメニューには、たこ焼き、焼きそば、焼き鳥、ソーセージ、かき氷、ビールなどの屋台食が揃います。

日中の暑さが和らぐ夜、冷たい飲み物を楽しみながら美味しい食事を取り、ひと息つくのはいかがでしょうか。

さらに、キッチンカーも出店しており、商店街では通常よりも営業時間を延長しています。

キッチンカーは県道204号線沿い、早間田交差点から西京橋の間に位置し、こちらも18:00から21:30まで営業しています。

夜の暑さを涼しく過ごしながら、幻想的な紅提灯の灯りを背景に食事を楽しむのも、祭りの醍醐味の一つです。

山口七夕ちょうちんまつり2024アクセス

【場所】
山口市中心商店街、大殿、湯田温泉

【電車】
中心商店街、大殿:JR「山口」駅から徒歩約10分

湯田温泉:JR「湯田温泉」駅から徒歩約10分

【車】
中国自動車道「山口インターチェンジ」または「小郡インターチェンジ」から約15分

山口七夕ちょうちんまつり2024駐車場

無料の臨時駐車場が用意されています。

【県立山口図書館】
山口県山口市後河原150-1

【県教育会館】
山口県山口市大手町2-18

【県埋蔵文化財センター】
山口県山口市春日町3-22

臨時駐車場はすぐに満車になるので、以下に近くの有料駐車場も紹介しておきます。

【どうもんパーキング1】
山口県山口市道場門前2-2-28

【トラストパーク道場門前】
山口県山口市道場門前2-3-25

【中市第2駐車場】
山口県山口市中市町40-7

山口七夕ちょうちんまつり2024交通規制

当日は、交通規制があるので注意してください。

交通規制の詳細はコチラ>>

山口七夕ちょうちんまつり歴史や見どころなど

山口七夕ちょうちんまつりは、室町時代に山口を統治していた大内氏の26代目、大内盛見がお盆に先祖供養のため笹竹に灯籠を吊るして火を点したことから始まったとされています。

このまつりは、旧暦に基づいて8月に行われるのは、それが伝統的な七夕の日に当たるからです。

戦争中には一時的に中断されましたが、1950年(昭和25年)に再開され、1979年(昭和54年)からは8月6日と7日に「山口七夕ちょうちんまつり」として定期的に開催され、今日に至っています。

この祭りは、青森のねぶた祭りや秋田の竿灯まつりと並ぶ、日本三大火祭りの一つに数えられます。

その壮大な光景は、日本夜景遺産にも認定されており、何万もの紅提灯が幻想的な景色を創り出しています。

まつりでは、本物のローソクを使ったちょうちんが温かみのある雰囲気を演出しています。さまざまな形やサイズのちょうちんが見られる中で、ちょうちん笹飾りは約40個のちょうちんが長い竿に飾られています。

アーケード内では、紅ちょうちんのトンネルを歩くと、まるで異世界に迷い込んだかのような体験ができます。

また、ミニちょうちんツリーは、訪れる人々が自ら火を灯し、願いごとを記した短冊を飾ることができる人気のスポットです。

一方で、巨大なちょうちんツリーは、高さ8メートルにも及び、約200個のちょうちんを使用しています。

これは、第31代大内義孝がフランシスコ・ザビエルによるキリスト教布教の許可を出し、日本初のクリスマスミサが山口で行われた歴史を記念して作られました。

この夏、山口七夕ちょうちんまつりで、非日常の幻想的な空間を体験してみませんか?

山口七夕ちょうちんまつり2024まとめ

山口七夕ちょうちんまつりは、日本の三大火祭りに数えられる由緒ある伝統的なお祭りです。

毎年8月6日と7日の2日間にわたって、山口市の中心部が祭りの舞台となり、日中は色とりどりの短冊で飾られ、夜になると約10万個の提灯が灯され、赤く光る灯のトンネルが形成されます。

この祭りのハイライトは、ローソクの炎が尽きるまでの約2時間、終わりなき夜の城のように燃え続ける光景です。

この祭りの起源は、大内氏の26代当主・盛見時代にさかのぼります。

先祖を祀るための盆提灯が、もともと都で行われていた七夕の行事から影響を受けて地元に広まり、現在に至るまで山口の象徴的なイベントへと発展しました。

これは、季節の変わり目に寄せる庶民の詩的な情緒を表現しています。

また、この祭りを象徴する切手のデザインは、夕暮れ時に浮かぶ大小様々な提灯で構成されており、その美しさが際立っています。

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