宮城県内最大の祭り、どんと祭り、が誇るイベントです。
正月に飾り付けられた松飾り、注連縄(シメナワ)、達磨(ダルマ)などが焚かれ、その火の前で商売繁盛と健康を祈ります。
さらに、この火を目指して裸参りと呼ばれる勇敢な参加者が、約100団体から3,000人近くが集まり、どんと祭りの注目イベントとなっています。
神社の境内には多種多様な夜店が立ち並び、約10万人の参拝者でにぎわいます。
大崎八幡宮どんと祭2024いつ?何時から?日程や場所など基本情報
仙台市青葉区に位置する大崎八幡宮では、毎年1月に「どんと祭(どんとさい)」が盛大に開催され、初詣に訪れる人々に比べて、参拝者の数が多く、賑やかな雰囲気が漂います。
【開催日時】
●2024年1月14日(日)松焚祭
祈願受付:9:00~22:00
授与所:8:30~25:00
点火式:16:00~
●2024年1月15日(月)
祈願受付:9:00~16:00
授与所:8:30~17:00
【場所】
大崎八幡宮
〒980-0871 宮城県仙台市青葉区八幡4丁目6-1
大崎八幡宮どんと祭2024持ち込みについて
お焚き上げするものは、12月と1月だけでなく、いつでも提出できます。
どんと祭の当日は非常に混雑するため、事前に提出いただけると助かります。
東照宮では、古いお札、お守り、お正月飾りなどを、どんと祭の当日以外でもお預かりしています。
どんと祭の当日は非常に混雑するため、事前に提出していただけるとありがたいです。
伝統行事の継承のために、プラスチック類などを分別し、紙製の袋に入れて提出していただくようお願い申し上げます。
通常、人形やぬいぐるみは当日にしか受け付けていませんが、令和6年1月6日から1月14日まで受け付けています。
大崎八幡宮どんと祭2024屋台の出店はあるの?
大崎八幡宮の祭りでは、通常、多数の屋台が設けられています。
お祭りの屋台には、たこ焼き、お好み焼き、から揚げ、焼き鳥、玉こんにゃく、串焼きなどの人気料理から、甘酒やおでん、宮城県の特産品であるせり鍋などの温かい食べ物があります。
時折雪が降ることもあるため、特に夜になると寒さが厳しいので、体を暖かく保ちたいですね。
屋台には、縁起物の熊手やだるまなどを販売するものや、射的や袋釣りなどの飲食物以外の屋台もあります。
屋台は通常、16:00から22:00まで営業しており、この時期の東北地方は特に夜間の寒さに備えてしっかりと防寒対策をしてお出かけいただきたいです。
大崎八幡宮どんと祭2024アクセス
【場所】
大崎八幡宮
〒980-0871 宮城県仙台市青葉区八幡4丁目6-1
【シャトルバス】
●宮城交通シャトルバス
泉区役所前→大崎八幡宮→イオン仙台中山店→泉区役所前
時間:12:00~21:30(20~30分間隔で運行)
料金:片道大人500円(往復900円)、小人250円
【電車】
・JR仙山線「東北福祉大前」下車。徒歩約15分。
・JR仙山線「国見駅」下車。徒歩約15分。
【バス】
・仙台市交通局 仙台市営バス臨時便
行き:仙台駅前 西口バスプール 16番のりば発
帰り:龍宝寺入口バス停のりば発
・JR「仙台駅」西口バスプールより仙台市営バス10番、15番。
「大崎八幡宮前」下車。徒歩すぐ。
【車】
東北道「仙台宮城インターチェンジ」より国道48号線経由で約3km。
大崎八幡宮どんと祭2024駐車場
大崎八幡宮どんと祭には臨時駐車場があるので紹介します。
【国見小学校】
〒981-0943 宮城県仙台市青葉区国見2丁目16-1
会場まで徒歩約10分
【国見コミュニティ広場】
〒981-0943 宮城県仙台市青葉区国見5丁目9-40
会場まで徒歩約20分
【八幡小学校】
〒980-0871 宮城県仙台市青葉区八幡2丁目8-1
会場まで徒歩約15分
【七十七銀行】
〒980-0871 宮城県仙台市青葉区八幡4丁目1-5
会場まで徒歩約10分
【広瀬川牛越緑地】
〒980-0845 宮城県仙台市青葉区荒巻三居沢1-11
会場まで徒歩約15分
【広瀬川澱河川敷】
会場まで徒歩約20分
宮城県仙台市青葉区広瀬町8-12
【国際センター駅駐車場】
〒980-0856 宮城県仙台市青葉区青葉山
会場まで徒歩約25分
大崎八幡宮どんと祭2024交通規制に注意
大崎八幡宮どんど祭に伴い、周辺は交通規制があります。
交通規制の詳細は、大崎八幡宮の公式サイトで確認が出来ます。
大崎八幡宮どんと祭2024見どころとご利益
大崎八幡宮は、伊達政宗によって創建されたと言われています。
この神社は1605年に建てられ、その本殿は桃山時代の建築様式で、黒漆塗りで荘厳な雰囲気が漂っています。
また、国宝に指定されています。
「大崎八幡宮どんと祭」は、正式には「松焚祭(まつたきまつり)」と呼ばれ、1月14日に小正月に行われるイベントです。
この祭りは300年以上の歴史を持ち、全国でも最大規模の正月の送り祭りとして知られています。
この祭りでは、「御神火」と呼ばれる火が重要な役割を果たしています。
これは、正月の間に各家庭に訪れた神々を送るもので、その火に触れることで心身が浄化され、1年間の健康と家族の安全を祈願するとされています。
特に注目すべきは、「裸参り」と呼ばれる神事です。
江戸時代中期から始まったこの行事は、酒の仕込みに従事する杜氏たちが、醸造の安全と吟醸酒の祈願のために行うものでした。
彼らは白鉢巻にさらしを巻き、白足袋とわらじを履き、口に含み紙を置いて私語を慎みます。
左手には提灯を持ち、右手には鐘を鳴らしながら、御神火を目指して参拝します。
裸参りは極寒の冬に行われ、大勢の人々が参加します。
この神事は日本全国で有名であり、2005年には仙台市の無形民俗文化財に指定されました。
なお、裸参りに参加するには事前に参拝申込が必要です。