8月3日の夕暮れ時、杉坂山(神が降臨したとされる聖地)にて、御神火祭が開催され、古来の方法で聖火が点火されます。
その火は麓に位置する調宮(ととのみや)神社を経由し、本社へと運ばれた後、1万を超える提灯に灯されます。
伊邪那岐(いざなぎ)と伊邪那美(いざなみ)の大神は、多くの神跡を示された後、女神は死後の世界である黄泉の国の神とされました。
万灯祭は、これらの神々への感謝と、私たちの先祖の霊を守る女神への敬意を表すお祭りであり、地域の夏の代表的なイベントとして親しまれています。
提灯の光が夜空を彩る中で、キャラクターショー、多賀音頭、近江猿楽などの多彩な催し物が開催され、訪れる人々に楽しまれます。
多賀大社万灯祭2024いつ?時間や場所など基本情報
「多賀大社万灯祭」は、幻想的な景観で知られ、2024年8月3日から8月5日にかけて開催される予定です。
2024年も、前年に続いてフルスケールでの開催が計画されており、例年と同様の盛況が期待されています。
万灯市やちんどん屋の出店も、祭り期間中は毎日行われます。
さらに、祭りの日までに、どなたでも提灯を献灯することが可能で、祭りの当日は自分が献灯した提灯を確認するための案内も受けられます。
提灯の申し込みは公式ホームページで確認し、登録することができます。
この機会に心を静めて参拝をし、多くのイベントもお楽しみください。
【開催期間】
2023年8月3日(土)・ 8月4日(日)・ 8月5日(月)
【提灯時間】
19時~21時30分
【提灯数】
約10,000灯
【開催場所】
多賀大社
滋賀県犬上郡多賀町多賀604番地
【イベント】
2024年8月3日
仮面ライダーガッチャードショー⇒18:15~、20:30~
2023年8月4日
近江猿楽多賀座⇒20:00~21:00
2024年8月5日
多賀音頭 総おどり⇒19:20 多賀大社前駅出発~ 20:00 多賀大社へ
多賀大社万灯祭2024屋台など露店の出店ある?
多賀大社万灯祭の際には、万灯市が設けられ、植木やかき氷をはじめ、様々な美味しい食べ物の屋台が並びます。
2024年のお祭り期間中も、この万灯市は開催される予定です。
屋台では定番のグルメから地域特有の料理まで、多彩な味わいが楽しめるでしょう。
飲食に関する特別な制限は設けられていないものの、公共の場でのマナーを心掛けながら、屋台での食事を存分にお楽しみください。
多賀大社万灯祭2024アクセス
【場所】
多賀大社境内
滋賀県犬上郡多賀町多賀604
【電車】
JR彦根駅に乗り換え、近江鉄道多賀線多賀大社前駅から徒歩10分
【車】
名神高速道路 彦根インターチェンジから約15分で到着
名神高速道路 湖東三山三山スマートインターチェンジから約15分で到着
多賀大社万灯祭2024駐車場
一応、専用駐車場があります。
合計で200台分ありますが、大混雑になるので早めに行くことをオススメします。
【多賀大社大駐車場(多賀町観光駐車場)】
〒522-0341 滋賀県犬上郡多賀町多賀3891
【多賀大社参集殿駐車場】
〒522-0341 滋賀県犬上郡多賀町多賀
多賀大社万灯祭2024交通規制
2024年8月3日~5日の万灯祭り期間中は、近江鉄道多賀大社前駅~鳥居前は、16:00~車両通行止め。
多賀大社万灯祭の歴史や見どころ
多賀大社は滋賀県犬上郡多賀町に位置し、天照大神(あまてらすおおみかみ)の両親である伊邪那岐命(いざなぎのみこと)と伊邪那美命(いざなみのみこと)の二柱を主祭神として祀っています。
延命長寿、縁結び、厄除けの神として広く信仰され、「お多賀さん」と親しまれるこの神社は、全国から年間約170万人の参拝者が訪れる名所です。
多賀大社万灯祭は、特に1万2千もの提灯が灯される様子が圧巻です。
伊邪那美命が黄泉の国の神として祀られ、先祖の霊を守る役割を感謝するこの祭りは、昭和30年に始まりました。
万灯祭は、先祖の霊を護る女神に捧げる感謝の祭りで、全国的に知られる人気のあるお祭りとなっています。
「多賀大社万燈祭」のハイライトは、8月3日の日没後に始まる提灯の点灯です。
全国から集められた1万以上の提灯が境内を彩り、杉坂山で浄火が取り出され、午後7時にはこれらの提灯に一斉に火が灯されます。
境内は厳かで幻想的な雰囲気に満ち、提灯の柔らかな光が訪れる人々を優しく包み込みます。
提灯が一列に並ぶ姿は、参道から見ると圧倒的な美しさです。
特別に「太鼓橋」が開放されるため、この橋の上から提灯の灯りを眺めることができ、その風景は、記憶に残る素晴らしい写真を撮る絶好の機会となります。
多賀大社万灯祭2024まとめ
御祭神である伊邪那美命に捧げる感謝の献灯が行われる祭典です。
伊邪那美命は、死後の世界である黄泉の国を治める姫神です。
献灯の数は1万を超え、これらが複数段に積み重ねられ、高いポールに掲げられる様子は非常に壮観であり、地域の夏の風物詩としても知られています。
祭りは3日間にわたり開催され、境内では猿楽や多賀音頭、ライブパフォーマンスなどが行われます。
これらのイベントは、夕涼みを楽しみながら参拝者たちが集い、賑わいを見せます。