紀北町で行われるきほく燈籠祭は、三重県の夏の風物詩として知られ、会場は多彩な色の灯籠で飾り付けられます。
2024年の祭りは、「熊野古道世界遺産登録20周年」を記念して開催され、そのメインとなる大燈籠には「大口真神(おおぐちまかみ)」が採用されます。
大口真神は、かつて明治時代に存在した日本狼が神として祀られ、災いから村人を守る存在とされています。
2024年7月には、熊野古道が世界遺産登録から20周年を迎えます。
この地にかつて生息していた日本狼にちなんで、大口真神が紀北町の継続的な平和と安全を願うシンボルとして制作されます。
また、地元の地形を利用した「彩雲孔雀(さいうんくじゃく)」と名付けられた大型花火が、祭りのクライマックスを飾ります。
この花火は孔雀が羽を広げるような壮美な光景を空に映し出し、見る者を魅了します。
紀北町でのみ楽しめるこの独特な花火は、祭りの見所の一つとして特別な存在感を放っています。
きほく燈籠祭花火2024いつ?時間や場所など基本情報
2024年のきほく燈籠祭は「熊野古道世界遺産登録20周年」を記念して開催され、フィーチャーされる大燈籠は「大口真神(おおぐちまかみ)」です。
この大口真神は、明治時代に存在した日本狼が神として祀られたもので、古来から災いから人々を護る存在として敬われています。
熊野古道にもかつて生息していた日本狼にちなみ、大口真神は紀北町の長期的な安全と平和を保護する守り神として尊重されています。
祭りのステージイベントには、よさこいの演舞やダンスパフォーマンス、地元のヒーローショー「KIHOKU戦隊アババイン」が予定されており、多彩な催し物が楽しめます。
これらのプログラムが、2024年のきほく燈籠祭のラインナップとして組み込まれています。
【開催日】
2024年7月27日(土)
【時間】
14:00~21:00
【場所】
長島港
〒519-3205 三重県北牟婁郡紀北町長島港
【スケジュール】
サブ会場:三重外湾漁業協同組合 長島事業所前
時間:14:00~16:00
体験イベント:会場内に飾る「かざぐるま作り」や「オリジナルうちわの作成」が体験できます。
【参加費】無料
イベントステージ
メインステージ(長島港内)イベント
時間:17:00~20:00
17:00~ オープニングベント 【孫太郎太鼓、オペラ歌手・鈴木慶江、あめまき】
17:25~ 三重高ダンス部「SERIOUS FLAVOR」 【第1部】
17:45~ KIHOKUキッズダンスチーム
18:15~ PHAT DANCE STUDIO
18:45~ KIHOKU戦隊アババインショー
19:15~ 三重高ダンス部「SERIOUS FLAVOR」 【第2部】
19:45~ クライマックスイベント【ヴィアンカ・コール】
打ち上げ花火
花火はイベント終了後、20:00~ 約1時間の予定です。
20:00~ オープニングスターマイン
20:05~ メッセージ花火
20:12~ スターマイン
20:15~ 大燈籠競演(見どころその1)
20:27~ スターマイン
20:30~ 追悼花火
20:34~ 追悼スターマイン
20:41~ 追悼スターマイン
20:46~ 燈籠大仕掛 ~彩雲孔雀~(見どころその2)
きほく燈籠祭花火2024無料で見える穴場スポット
長島港からの花火は障害物がなく、どこからでも絶景を楽しめるのですが、人混みを避けてゆっくり写真を撮りたい方も多いのではないでしょうか。
特に人気の「彩雲孔雀」の花火を美しく捉えるための、隠れたおすすめスポットをここでご紹介します。
紀伊長島図書館
〒519-3205 三重県北牟婁郡紀北町長島2141
この場所は会場から少々距離がありますが、海面に映る「彩雲孔雀」の花火を同時に捉えることができ、その結果、写真には二重の美しさが反映されます。
近年、写真愛好家たちにもこのスポットが知られるようになり、花火が始まる前には三脚を設置する人々で賑わうことがありますので、早めに場所取りをすることが大切です。
花火の音が聞こえたときにシャッターを切ると、良いタイミングで撮影できるそうです。
孫太郎オートキャンプ場
三重県北牟婁郡紀北町東長島浅間
孫太郎オートキャンプ場は、一人旅のソロキャンプから快適なグランピングまで、多彩なキャンプ体験が楽しめる人気のキャンプ場です。
キャンプをしながらの花火鑑賞は、まさに素晴らしい体験ですね。
江の浦大橋(アルファ橋)周辺
〒519-3205 三重県北牟婁郡紀北町長島
江の浦大橋をくぐり、海岸に向かうこのエリアは、絶好の穴場スポットとなっています。
長島町のメイン漁業市場よりも混雑が少なく、花火の打ち上げ地点に近いため、迫力満点の「雲孔雀」を楽しむことができます。
きほく燈籠祭花火2024屋台など露店の出店ある?
2024年のイベントでは、屋台が出店予定です。
地元の特産品やお馴染みの屋台料理を楽しみながら、壮大な花火を鑑賞することができるでしょう!
美味しい地元の料理や飲み物が楽しめるので、ぜひ訪れてみてください。
ただし、気温が高いので、水分や塩分をこまめに補給して熱中症対策をしっかりと行いましょう。
また、叩くと冷えるタイプの保冷剤や、携帯扇風機などを持参すると便利ですね。
きほく燈籠祭花火2024アクセス
【場所】
紀北町 長島港
〒519-3205 三重県北牟婁郡紀北町長島2187-2
【電車】
JR紀伊長島駅から徒歩15分
2024年7月27日(土)は、きほく燈籠祭花火大会に合わせて、JR紀勢本線では臨時列車が運行されます。
行き
多気駅発 紀伊長島行き(臨時)
多気駅 18:08発 → 紀伊長島駅 19:16着
帰り
松阪・亀山方面
紀伊長島駅 21:19発 → 多気駅 22:29着
紀伊長島駅 21:58発 → 松阪駅 23:16着
尾鷲・新宮方面
紀伊長島駅 21:57発 → 新宮駅 23:14着(特急)
紀伊長島駅 22:06発 → 熊野市駅 23:24着(普通)
【車】
紀勢道紀伊長島ICから国道42号を尾鷲方面へ約5分
【シャトルバス】
シャトルバスの詳細はコチラ>>
きほく燈籠祭花火2024駐車場
以下の臨時駐車場が用意されます。
・【P1】始神さくら広場 (300台) ★みえ熊野古道商工会(会場まで徒歩約20分)までのシャトルバス有
・【P2】横城 (150台)
・【P3】みえ熊野古道商工会 (120台)
・【P4】西小学校グラウンド (150台)
・【P5】東長島公民館 (90台)
・【P6】東小学校グラウンド (220台)
・【P7】赤羽運動公園 (150台) ★みえ熊野古道商工会(会場まで徒歩約20分)までのシャトルバス有
・【P8】多目的広場(海山) (150台) ★みえ熊野古道商工会(会場まで徒歩約20分)までのシャトルバス有
きほく燈籠祭花火2024交通規制
花火当日は交通規制があるので注意してください。
きほく燈籠祭花火2024花火が見えるホテル
いくつか紹介します。
【きほく千年温泉 ホテル季の座】
〒519-3204 三重県北牟婁郡紀北町東長島3043-4
【ビジネスホテル新】
〒519-3407 三重県北牟婁郡紀北町小山浦28-12
きほく燈籠祭花火2024見どころと楽しみ方
ます。
関西地方の人々に「一度は訪れるべき!」と推奨されるほどの魅力的な花火大会です。
この地域特有の大燈籠流しと「彩雲孔雀」という名の仕掛け花火は、訪れる多くの人々を魅了し続けています。
港を舞台に、海上に設置された巨大な灯籠が背景となり、3000発の花火が打ち上げられます。
そして、イベントのクライマックスでは、空を埋め尽くす孔雀の羽のような壮大な花火「燈籠仕掛?彩雲孔雀?」が展開されます。
最近ではSNSでの話題性も手伝って、この花火は特に写真映えする人気の撮影スポットとなっています。
この仕掛け花火は色のバリエーションが2種類あり、どちらも見逃すことのできない見世物です。
きほく燈籠祭花火2024まとめ
長島港で、海に浮かぶ巨大な燈籠をバックにして、迫力満点の花火が夏の夜空を彩る「きほく燈籠祭」のフィナーレが行われます。
2023年のテーマは「未来を切り開く」で、海上に設置される大燈籠「福籠(ふくろう)」の後ろで、スターマインやメッセージ花火を含む3000発の壮大な花火が展開され、夜を幻想的に照らします。
特に、この地独特の地形を活かした、他では見ることのできない壮大な花火「彩雲孔雀(さいうんくじゃく)」は、祭りのハイライトとして注目されています。