大蛇山まつり【2024】いつ?時間や場所に日程スケジュールや歴史に屋台とアクセスに駐車場など詳細情報

筑後地区の代表的な夏祭りは、毎年7月の第4土曜日と日曜日に開催されます。

この祭りでは、長さ約10メートル、高さ約5メートルで重さが最大3トンにもなる大蛇山の山車が登場し、火を吹きながら街中を練り歩きます。

これらの山車は、巨大な頭を左右に振りながら、力強い掛け声と共に自由自在に動き回り、大牟田の町に独特の雰囲気を演出します。

この祭りは、蛇や龍を水の神と見なす水神信仰と、祭神が疫病除けや農業の神とされる祇園信仰が融合し、「大蛇山」として祇園祭に取り入れられたと言われています。

その起源は江戸時代に遡り、300年以上の歴史を持つこの祭りは、祇園祭としては珍しい特異な祭礼行事として知られています。

おおむた大蛇山まつり2024いつ?時間や場所に日程スケジュールなど基本情報

「おおむた大蛇山まつり」は、福岡県大牟田市で毎年7月の第4土曜日と日曜日に行われる祇園の伝統的な夏祭りです。

この祭りの目玉は、全長約10メートル、高さ約5メートル、重さが最大3トンにもなる大蛇山と呼ばれる山車です。

この山車は木、和紙、竹、藁などを使って製作され、大蛇の頭部、胴体、尾部が見事に装飾されています。

大蛇山は口から火煙を吹き出しながら、太鼓や鐘の音と共に町中を練り歩く姿が圧巻です。

2024年のおおむた大蛇山まつりは7月27日(土)と7月28日(日)に開催されます。

7月27日(土)は17:00からオープニングパレードが始まり、子供たちによるちびっこ総踊りや壮大な一万人の総踊りが行われます。

その後、19:10からは祇園六山の巡行や山車の競演が予定されています。

続く7月28日(日)は17:00から子供たちによるちびっこ大蛇やちびっこ神輿が開催され、元気な掛け声「ヨイサーヨイサー」で盛り上がります。

そして18:00からは、大蛇山の大集合パレードが行われ、大正町お祭り広場でこの迫力あるイベントが繰り広げられます。

この巨大な竜が火を吹く大蛇山のパレードは、その迫力で観客を魅了します。

おおむた大蛇山まつり2024屋台など露店の出店ある?

お祭りの醍醐味といえば、やはり屋台ですよね。

おおむた大蛇山まつりの際には、メインの会場である大正町おまつり広場や大正町通りに数多くの屋台が出店し、お祭りの雰囲気を一層盛り上げています。

フライドポテトや焼き鳥、イカ焼き、とうもろこし、りんご飴、かき氷など、お祭り定番のグルメが揃います。

地元のお店が露店を出すこともあり、訪れた人々に地元の特色ある味も楽しんでもらえるでしょう。

また、大蛇山まつりにちなんだオリジナルグッズも多数販売されます。

大牟田市出身のデザイナーが手がけた公式Tシャツやポロシャツ、ストラップやクリアファイルなど、各種グッズが用意されており、それぞれがこのお祭りの迫力を感じさせるアイテムとなっています。

おおむた大蛇山まつり2024アクセス

【場所】
大正町おまつり広場

【電車】
JR鹿児島本線または西鉄天神大牟田線 大牟田駅より徒歩約5分

【車】
九州自動車道 南関ICより約20分、もしくは有明沿岸道路 大牟田ICより約5分

おおむた大蛇山まつり2024駐車場

大正町おまつり広場周辺に、臨時や特設駐車場が設けられます。

駐車場の場所は、松原中学校・大正小学校・明治町第一公園・明治小学校などで、約800台の駐車が可能。

【松原中学校】
〒836-0047 福岡県大牟田市大正町5丁目4?16

【大正小学校】
〒836-0047 福岡県大牟田市大正町5丁目5-9

【明治町第一公園】
〒811-2108 福岡県糟屋郡宇美町ゆりが丘5丁目18

【明治小学校】
〒836-0012 福岡県大牟田市明治町2丁目21-1

おおむた大蛇山まつり2024交通規制

27日(土)は17:00~22:00、28日(日)は16:00~22:00に交通規制があります。

交通規制の詳細はコチラ>>

おおむた大蛇山まつり歴史やかませや見どころなど

おおむた大蛇山まつり」は1961年(昭和36年)にスタートした、大牟田市を代表する歴史あるお祭りです。

この祭りは、江戸時代に始まった「大蛇山祇園祭」、地元商工業を盛り上げる「炭都まつり」、そして三池港で開かれる「港まつり」の三つが統合されて生まれました。

お祭りの中核をなす「大蛇山」は、300年を超える長い歴史を持ち、その起源は蛇や龍を水の神とする「水神信仰」と、祭神を農業や疫病除けの神とする「祇園信仰」の融合から生まれたとされています。

おおむた大蛇山まつりのクライマックスは、祇園六山の山車が競演する光景です。

これらの山車は、龍の形をした大蛇に装飾され、生き生きとした動きで町を練り歩きます。

大蛇の目は怖く見開かれ、巨大な口からは七色の火花が吐き出され、その迫力は圧巻です。

大蛇山の製作には約2ヶ月を要し、毎年新たなアイデアでより迫力ある演出が加えられます。

祇園六山各々が独自の大蛇を作り上げるため、見比べるだけでも楽しいです。

また、子どもを大蛇の口に入れる「かませ」の儀式も注目のポイントで、この行為により1年間の無病息災が保証されると言われています。

子どもの泣き声が大きければ大きいほど、そのご利益も大きいとされ、祭りの日は思いっきり泣かせるのも一興です。

大牟田の空を赤く染めるこの祭りは、大人も子どもも驚くほどの迫力を体験できるでしょう。

おおむた大蛇山まつり2024まとめ

大牟田市で最も大きなイベント「おおむた『大蛇山』まつり」は、江戸時代からの「大蛇山祇園祭」、商工業を中心とした「炭都まつり」、そして三池港周辺の「港まつり」が一体となって1961年(昭和36年)にスタートした、長い歴史と伝統を持つ祭りです。

この祭りの主役、「大蛇山」は、300年以上前から続く伝統であり、水神信仰(蛇や龍を水の神とする信仰)と、祭神を農業や疫病除けの神とする祇園信仰が融合して誕生しました。

祭りの日には、大牟田の空が赤く染まり、町を行進する「大蛇山」の山車が目を引きます。

これらの山車は、10メートルを超える長さを誇り、口からは七色の火花を吹き出しながら練り歩きます。

また、この大蛇に子供が「かんでもらう」と無病息災になるという伝承もあります。

さらに、同じ場所で行われる「一万人の総踊り」は、その迫力で観る者を圧倒します。

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