秩父川瀬祭【2024】いつ?時間や場所に花火と歴史に屋台出店にアクセスと駐車場に通行規制など詳細情報

秩父地方で毎年7月19日と20日に開催される秩父川瀬祭は、秩父神社の夏の大祭であり、地元では親しみを込めて「お祇園」とも称されます。

この祭りは、冬に行われる秩父夜祭と対照的な存在で、夜祭の華やかさに対しては昼間の賑わい、冬の寒さに対しては夏の暑さ、大人中心の夜祭に対しては子供たちが主役のお祭りです。

この祭りでは、笠鉾や屋台を飾る子供たちが囃子手や花笠を付けた拍子木を担いで、その愛らしい姿が祭りの特徴の一つとなっています。

7月19日の宵宮には、午後から8基の華やかな笠鉾や屋台が街中を練り歩き、秩父屋台囃子が鳴り響きます。

夕方には、これらの笠鉾や屋台が秩父神社に集まり、境内の日御碕宮に祀られている須佐之男命を迎える天王柱立て神事が行われます。

この時、提灯やぼんぼりが灯され、境内は幻想的な光景に包まれます。

続く20日の大祭では、午前中から各山車の曳行が始まり、昼頃には笠鉾と屋台が秩父神社境内で集結し、神幸行列に先駆けてお川瀬へと向かいます。

午後2時半を過ぎると、約400kgの白木造りの神社神輿が荒川の清流に入る神輿洗いの儀式が行われます。

夜になると、大通りを中心に山車が練り歩き、「すれ違い」や「曳き別れ」といった見せ場が祭りの見どころとなります。

秩父川瀬祭2024いつ?時間や場所に花火など基本情報

このお祭りは、毎年12月に行われる秩父夜祭とは対照的な役割を持つとされています。

秩父夜祭が冬の夜、山で行われる大人向けの祭りであるのに対して、秩父川瀬祭りは夏の昼、川で行われる子供向けの祭りとして位置づけられています。

開催日程や場所、花火大会の詳細については次の通りです。

今年は花火大会を単独のイベントとしては実施せず、祭りの一環としてこれまで以上に規模を拡大して花火を打ち上げる計画です。

お祭りの華やかな雰囲気と一緒に花火を楽しむことができるのは、訪れる人々にとって特別な魅力となるでしょう。

【開催日】
2024年7月19日(金)~7月20日(土)

【場所】
埼玉県秩父市街地、秩父神社周辺

【花火打ち上げ】
2023年7月19日(金) 19:30~ 約30分
打ち上げ場所 羊山公園
埼玉県秩父市大宮6360

【スケジュール】
●7月19日(金) 宵宮
8基の笠鉾・屋台を曳き廻し

「天王柱立て神事」

●7月20日(土)大祭
山車の曳行

笠鉾と屋台による「お川瀬」

「神輿洗いの儀式」

「すれ違い」や「曳き別れ」

秩父川瀬祭2024屋台など露店の出店ある?

秩父川瀬祭りでは、祭りを彩る多数の露店が毎年設置されます。

これらの露店は主に秩父神社周辺に集中しており、訪れる人々にとっての楽しみの一つとなっています。

出店の種類は多岐にわたり、地元秩父の郷土料理である秩父そばやわらび餅など、地元の名物を提供する食べ物屋台が特に人気です。

また、お土産を販売する店舗も多く出店しています。

これらの露店は、お祭りの雰囲気を一層盛り上げる重要な役割を担っており、祭りの楽しさをさらに増加させてくれます。

秩父川瀬祭2024アクセス

【場所】
埼玉県秩父市街地、秩父神社周辺

【電車】
秩父鉄道 秩父駅から徒歩3分

西武鉄道 西武秩父駅から徒歩10分

【車】
関越自動車道路 花園インターチェンジから国道140号線を経由して35キロ

秩父川瀬祭2024駐車場

以下の臨時駐車場があります。

【秩父市宮地グランド】

7月19日(水)は13:00から22:00まで

7月20日(木)は9:00から22:00まで

秩父川瀬祭2024交通規制

交通規制があるのでご注意ください。

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秩父川瀬祭2024歴史や神輿と屋台など見どころ

秩父神社は約2000年の歴史を有するとされ、宝登山神社、三峯神社とともに「秩父三社」として知られる歴史深い神社群の一つです。

この神社で開催される秩父夜祭は、京都の祇園祭、飛騨の高山祭と並び、日本三大曳山祭りの一つに数えられるほどの有名なお祭りです。

秩父川瀬祭りについては、その起源は定かではありませんが、1659年(万治2年)、1707年(宝永4年)および1804年から1844年(文化から天保年間)の文献にすでに記録が見られることから、その歴史の古さが伺えます。

2021年には、この祭りの重要性が認められ、「秩父川瀬祭の川瀬と屋台の行事」として埼玉県指定無形民俗文化財に認定されました。

元々は旧暦の6月15日に行われていましたが、明治時代の改暦により現在の7月19日と20日に変更されました。

この祭りは、夏に頻発する疫病を避けるための悪疫除けの意味も含めて行われています。

秩父川瀬祭りの見どころとしては、19日に行われる「天王柱立て神事」があり、境内に灯される提灯やぼんぼりの幻想的な光景が楽しめます。

夜には、大通りを中心に山車の曳行が行われ、その中で「すれ違い」や「曳き別れ」の迫力ある場面を目の当たりにすることができます。

豊富な見どころを持つ秩父川瀬祭りは、子どもから大人まで幅広く楽しむことができるお祭りです。

是非とも現地でその魅力を体感してみることをお勧めします。

秩父川瀬祭2024まとめ

地元で「お祇園(おぎおん)」と呼ばれ、300年以上の歴史を持つ秩父神社の夏祭りは、2日間にわたって開催されます。

日中には市内を巡る8台の笠鉾と屋台が、夜になるとぼんぼりで飾られた幻想的な姿に変わります。

この美しい夜景の中、打ち上げ花火が彩りを加えながら、神社周辺を練り歩きます。

祭りの2日目には、荒川での「神輿洗い」が行われ、神輿が勢い良く清流に担ぎ込まれます。

この光景は両岸から多くの観客に観られ、祭りの最高潮となります。

この祭りは埼玉県の無形民俗文化財としても指定されており、その文化的価値は地域に深く根ざしています。

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