明月院あじさい【2024】開花状況と見頃の時期いつ?現在の様子やライブカメラに混雑とアクセスに駐車場など詳細情報

明月院は北鎌倉駅からすぐの場所にあり、鎌倉時代初期に設立された歴史ある寺院です。

この寺院は元々、鎌倉幕府の第五代執権である北条時頼によって建てられた禅興寺の塔頭でしたが、明治時代に禅興寺が廃された際、明月院だけが残されました。

寺院には、壁面に釈迦如来や多宝如来、十六羅漢の浮き彫りが施された羅漢洞と呼ばれる明月院やぐらや、北条時頼の墓所があります。

アジサイで知られる明月院では、境内全体に約2500株のアジサイが植えられており、これらのアジサイは「明月院ブルー」と称されることもあります。

見頃の時期には数多くの参拝者で賑わいます。

本堂の右手側には、庭園を一望できる丸い形の「悟りの窓」があり、これも写真撮影の人気スポットとなっています。

長谷寺と同じく、明月院も花の見頃の時期には非常に多くの訪問者で混雑します。

訪れるなら開門直後や閉門間際が比較的空いていておすすめです。

明月院あじさい2024開花状況と見頃の時期いつ?

明月院のアジサイは通常、5月下旬から7月上旬まで花を咲かせますが、特に見頃のピークは6月中旬から下旬にかけてです。

毎年6月の第2週からは多くの観光客で賑わい、特に濃くて鮮やかな「明月院ブルー」のアジサイを目当てに訪れる方が多いです。

この時期に訪問をお考えの方には、6月中旬以降がおすすめです。

アジサイの開花時期や見頃はその年の気象条件に左右されるため、毎年多少の変動があります。

例えば、2022年は6月中旬を過ぎた頃がアジサイの見頃でしたが、2024年に関しては、5月30日現在でまだ満開には至っていませんが、一部のアジサイが開花を始めています。

2024年のアジサイの見頃は6月上旬からになる見込みです。

また、アジサイが濃い青色に染まる頃には、花菖蒲や鮮やかなオレンジ色のノウゼンカズラも同時に咲き始め、園内の色彩が一層豊かになります。

最新の開花状況を確認する>>

明月院あじさい2024現在の様子が分かるライブカメラある?

残念ながら、明月院あじさいの現在の様子が分かるライブカメラはありません。

しかし、SNSでは現在の様子をアップしている写真が沢山あります。

以下、参考になるので確認してみてください。

アジサイの現在の様子を見て見る>>

明月院あじさい2024混雑状況と回避策

鎌倉で最も有名なアジサイの観光地として知られるここは、アジサイの最盛期である6月10日以降の週末には、毎年非常に多くの人で賑わいます。

特に土曜日や日曜日の10:00から14:00の間は、観光客が最も多く集まる時間帯であり、参拝者が拝観受付で長い列を作ることが多いです。

アジサイを静かに楽しみたい方は、できるだけ平日や、開門直後、または15:00以降の訪問が混雑を避けるのに役立ちます。

さらに、アジサイのピークシーズンを避けて訪れることで、5月下旬から6月上旬にかけての咲き始めの期間に訪れれば、より淡い色合いの可憐なアジサイをじっくりと観賞することができるでしょう。

明月院あじさい2024拝観料いくら?

2024年の明月院では、アジサイの見頃に合わせて、平日も週末も参拝が可能で、6月は通常よりも長い拝観時間が設けられています。

2024年のアジサイの最盛期の明月院拝観情報は以下の通りです:

拝観時間:開門は8:30、閉門は17:00(最終受付は16:30まで)
期間:2024年6月を通して

拝観は誰でも利用できます。また、2024年は曜日に関わらず拝観が可能です。

本堂の丸窓からの観賞は通常通り行うことができますが、本堂後庭園への入園には別途500円の入園料が必要です。

明月院あじさいへのアクセス

【場所】
明月院(あじさい寺)
〒247-0062 神奈川県鎌倉市山ノ内189

拝観時間: 9時~16時(6月は8時30分~17時)

拝観料: 500円、小・中学生300円 ※6、11月の本堂後庭園特別公開:別途500円(税込)

【電車】
JR横須賀線「北鎌倉」駅より徒歩約10分

【車】
横浜横須賀道路「朝比奈」インターより約7Km

明月院あじさいの駐車場

専用駐車場はありません。公共交通機関の利用をオススメします。

明月院あじさい2024明月院ブルーの見どころ

梅雨時の鎌倉を彩るアジサイの散策は、特別な体験です。鎌倉にはいくつものアジサイの名所がありますが、中でも有名なのが、緑豊かな北鎌倉に位置する歴史深い「明月院」、別名「あじさい寺」と呼ばれています。

明月院は、1160年に創建された明月庵を起源とし、臨済宗建長寺派に属するお寺です。

四季を通じてさまざまな表情を見せる明月院ですが、雨に濡れるアジサイが彩る風景は格別です。

参道には手まりのように丸く、深いブルーに咲くアジサイが左右に広がり、その美しさは幻想的です。

長谷寺と異なり、明月院のアジサイは「姫アジサイ」という品種で統一されており、この品種は植物学者の牧野富太郎によって名付けられました。

彼は1928年に長野県でこのアジサイを発見し、その美しさに魅了されました。

約2,500株のアジサイが一斉に咲く明月院は、「明月院ブルー」と称される爽やかな青の絶景を提供します。

これらのアジサイは一重の大型手鞠咲きで、一本一本丁寧に挿し木で増やされています。

境内は渓谷道や中参道を含む様々な場所にアジサイが植えられており、早朝や夕方の柔らかい光の中での散策は、一層の美しさを楽しむことができます。

雨が降る中での散策は、梅雨のしっとりとした空気感とともに、雪国から来た姫アジサイが佇む様は、訪れる人々を静かに出迎えます。

明月院は国の史跡に指定されており、その境内には鎌倉でも大きなやぐらや北条時頼の墓があります。

本堂にある円窓「悟りの窓」からは、本堂後庭園の美しい景色が望め、季節ごとに異なる風景が窓越しに絵画のように展開されます。

6月上旬から中旬にかけては、本堂後庭園の花菖蒲も見頃を迎え、アジサイと同時に楽しむことができます。

また、庭園は「花菖蒲」と「紅葉」の季節に特別に公開されます。

茶屋「月笑軒」で一休みするのもおすすめで、和菓子や抹茶、ソフトドリンクを楽しみながら、鳥のさえずりや水琴窟の音、風の香りを感じることができます。

明月院あじさい2024まとめ

春が終わり初夏が訪れると、桜からアジサイに花の主役が交代し、新緑が眩しい輝きを放ちます。

鎌倉はアジサイの名所で知られ、訪れる人々で賑わう季節でもあります。何度足を運んでもその魅力に飽きることはありません。

表参道を歩くと、青々としたアジサイの花と葉が道の両側から覗き、参拝者を温かく迎え入れます。

昨年、訪れる人々の流れをよりスムーズにするために新しく作られた「風の小径」が中庭園に設けられましたが、依然として多くの人で賑わっています。

開門直後の訪問が最も良いタイミングです。

アジサイの花は開花期間が長く、初めは白に近い色から始まり、次第にスカイブルーへと変化し、ついには「明月院ブルー」と称される深く鮮やかな青色に染まります。

通常6月の第2週にピークを迎えるが、今年は少し早まる見込みです。

5月末から約1週間、本堂裏の後庭園では花ショウブが見頃を迎え、白や青紫の花弁に黄色が映える凛とした美しさが広がります。

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