児玉地区の東石清水八幡神社では、毎年11月3日に秋まつりが開催されます。
この祭りでは、三台の山車と一台の屋台が登場します。
これらの山車は、屋根全体に鉾が取り付けられており、これを児玉型の山車と呼びます。
特に、仲街の山車では、神功皇后を模した人形が載せられることがありますが、これは5年に一度の特別な年に限られ、その他の年は地元の会所で展示されます。
新街にある屋台は、秩父型の大きなもので、山車と同じく舞台上でお囃子が奏でられます。
このお囃子は、渋川や沼田地方で演奏される音楽に似たさんてこ系のものです。
使用される摺鉦は、直径約20cmの中型サイズで、三個程度が使われます。
この屋台には、動かしやすい四輪の可動式車輪が装備されており、同じタイプの山車や屋台の中で最大級の大きさを誇ります。
児玉秋祭り2024時間や場所など基本情報
児玉秋祭り2024開催概要は以下となります。
【開催日】
2024年11月3日(日・祝)
【場所】
八幡神社(東石清水八幡神社)
埼玉県本庄市児玉町児玉198
【時間】
10:00から22:00
【スケジュール】
10:50から 巡行清祓式 白鳩峯東石清水八幡神社前
14:00から17:00まで 御神馬御神幸行列
14:00に白鳩峯東石清水八幡神社を出発をして、埼玉県本庄市児玉町の各所を順次巡行をいたします。
お囃子競演会
昼の部 15:00から 場所 JR児玉駅前
夜の部 20:00から 場所 児玉駅入口交差点
四町叩き合い 18:30から 場所 新町会館
同時開催イベント 開催場所 長浜町自治会
17:00から18:00 和太鼓と八木節の披露
18:00から20:00 長浜町カラオケ芸能大会
児玉秋祭り歴史と屋台山車曳き回し・お囃子競演会など見どころ
東石清水八幡神社で行われる児玉秋祭りは、1051年に源義家が奥州の合戦で勝利を願い立ち寄った場所に創建されたとされる歴史深い神社です。
源義家は奥州藤原氏との戦いに勝利した後、この地に戻り神社を勧請しました。
この神社は1990年に埼玉県の有形文化財に認定されており、拝殿には見事な彫刻が施されています。
これらの彫刻は江戸時代に獅子五右衛門や龍の茂衛門といった著名な彫刻師によって作られたもので、その美しさは訪れる人々を魅了します。
児玉秋祭りの主なイベントは屋台山車の曳き回しです。
市の指定文化財にもなっている豪華な屋台1台と山車3台が市街地を練り歩き、それぞれの町で異なる調子の美しいお囃子が演奏されます。
また、「お囃子競演会」も祭りの大きな見どころの一つです。
鎌倉街道の古道が通るこの小さな街では、お囃子が街中に響き渡り、祭りの雰囲気が盛り上がります。
夜になると祭りは更に華やかになり、山車や屋台に灯されたぼんぼりが幻想的な雰囲気を醸し出します。
さらに、「四町叩き合い」というイベントで祭りはクライマックスを迎えます。
多くの屋台や露店も出店され、祭りを一層楽しむことができます。
訪れた人々には忘れられない一日となることでしょう。
この時期は特に夜間が冷え込むため、暖かい服装でお出かけください。
現地で祭りの雰囲気を体感することをお勧めします。
児玉秋祭り2024アクセス
【場所】
八幡神社(東石清水八幡神社)
埼玉県本庄市児玉町児玉198
【電車】
JR八高線 児玉駅からすぐ
JR高崎線 本庄駅から車で約20分
【車】
関越自動車道路 本庄児玉インターチェンジから車で約15分
児玉秋祭り2024駐車場
境内に400台収容可能な駐車場があります。
児玉秋祭り2024交通規制
当日は交通規制があるので注意してください。
児玉秋祭り2024まとめ
毎年11月3日には、旧児玉町の主宰する八幡神社の例大祭が行われ、その一環として神馬行列が市内を巡行します。この行列には御神馬も同行し、地域の厳かな雰囲気を演出します。
この日、附け祭りとして、3台の山車と1台の屋台が町内を引き回されます。お囃子を奏でながら、特に交差点などでの競演会が見どころとなっています。
合計4基の山車と屋台が出て、賑やかに町内を練り歩くことで、祭りの雰囲気が一層高まります。
祭りが行われる当日は、児玉地区の市街地が歩行者天国となり、多くの人々で賑わいます。毎年、例大祭は多くの観光客でにぎわう一大イベントです。