筥崎宮放生会【2024】いつ?時間や場所に歴史や屋台にアクセスと駐車場など詳細情報

博多の春に開催されるどんたくや、夏の祇園山笠と並び、筥崎宮放生会は博多三大祭りの一つとして位置付けられています。

「全ての生命を大切にし、命を奪うことを戒めつつ、秋の恵みに感謝する」というテーマのもと行われる祭りです。

このお祭りの始まりは、「戦時における殺生が多いことから、放生会を執り行うべきである」との神のお告げが起源とされ、1000年以上続く重要な神事とされています。

隔年で、福岡市から無形民俗文化財に指定された御神幸(神輿行列)が実施される他、七日間にわたって開催されるこの期間は、九州でも随一の規模を誇る秋祭りで、参道には数百の露店が軒を連ねます。

放生会供養祈願祭では、「私たちの命は他の生命の犠牲の上に成り立っている」という事実を胸に刻みます。

普段はあまり意識することのない、言葉を持たない生命たちのおかげで我々は生きているのです。

この祭りは、様々な生命の霊を慰め、感謝を表すと同時に、商売繁盛や家内安全を祈る神事としても行われます。

また、期間中は家族同様に過ごしたペットや、やむを得ず命を落とした生き物の霊の供養も行っています。

筥崎宮放生会2024いつ?時間や場所など基本情報

筥崎宮放生会2024開催概要は以下となります。

【開催期間】
2023年9月12日(木)~18日(水)

【場所】
筥崎宮全域

【スケジュール】
■神事・祈願祭
12日(木)
10:00 初日祭

12:00 献業祭(お菓子を供える神事)

19:00 能楽体験講座「箱崎教室」発表会 ※拝殿

13日(金)
10:00 二日祭

11:00 久原本家供養祈願祭(感謝祭)

14日(土)
10:00 三日祭

12:00 琴の献奏(坂本華玉会)※拝殿

15:00 博多町人文化連盟祈願

15日(日) 10:00 放生会大祭(例祭)
15:00 献華祭(お花を供える神事)
16日(月)
9:00  五日祭
11:00 献茶式(お茶を供える神事)

17日(火) 10:00 六日祭
11:00 ふくや供養祈願祭
18日(3) 10:00 納祭
14:00 放生神事
稚児行列・童児育成祈願祭(稚魚の放生神事)

■神賑わい
12日(木) 13:00~ 中川正浩ジャズソロギター

15:00~ 演芸奉納

16:00~ 博多にわか

17:00~ バンドライブ

19:00~ アコースティックライブ

13日(金) 11:00~ 大道芸大会

14日(土) 10:00~ 和太鼓演奏

12:00~ ハコフェス2024

14:00~ 演芸奉納

15:00~ 武術演武

16:00~ 演芸奉納

17:00~ 武術延演武

19:00~ 豊前神楽

15日(日) 11:00~ JAZZ DANCE SHOW

14:00~ アビスパ福岡トークショー

15:00~ 折尾神楽

19:00~ 博多独楽

20:00~ 和太鼓演奏

16日(月) 10:00~ 武術演武

11:00~ フラダンス

12:00~ フラダンス

17:00~ 武術演武

19:00~ ベンチャーズ・GSカヴァー演奏

17日(火) 15:00~ 演芸奉納

18:00~ 和太鼓演奏

18日(水) 18:00~ 演芸奉納

19:00~ バンドライブ

神賑わいは、日ごとに開始時間が違うのでご注意ください。

公式サイトはコチラ>>

筥崎宮放生会2024屋台など露店の出店ある?

筥崎宮放生会は、驚くほどの規模で、7日間で約100万人が訪れる祭りです。

このお祭りでは、さまざまな屋台が出店しますので、初めて参加される方も楽しみにしていることでしょう。

筥崎宮放生会の会場には、約500軒の露店が約1キロメートルにわたる参道に並び、さまざまな商品を提供しています。

定番のアイテムから最新トレンドの商品、懐かしの品々、そして初めて目にするようなユニークな露店まで、多彩な選択肢があります。

また、新生姜や名物の社日餅(やきもち)など、放生会特有のお土産も人気ですので、これらの露店も探してみてください。

放生会に関する情報は、検索すれば露店の画像を含む多くの情報が得られますし、公式サイトでも露店について詳しく紹介されています。

この屋台・露店は、お祭りの魅力を一層引き立てています。

さらに、外苑グラウンドではお化け屋敷も設置され、その薄暗い中を歩くことでしかゴールにたどり着けないスリリングな体験が待っています。

恐怖を感じつつも、つい足を踏み入れたくなるような魅力があります。

博多の秋を彩るこの7日間の筥崎宮放生会は、多くの楽しみが詰まっています。

ぜひ存分にお楽しみください。

●出店内容

食べ物:串焼き、焼きそば、じゃがバター、からあげ、フライドポテトなど

お菓子:綿あめ、フルーツあめ、かき氷、クレープ、チョコバナナなど

遊戯:射的、ヨーヨー釣り、金魚すくい、うなぎ釣り、型抜き、クジなど

おもちゃ:お面、エア玩具、ヘリウム風船、光るおもちゃ水笛など

筥崎宮放生会2024アクセス

【場所】
筑前國一之宮 筥崎宮

【福岡市営地下鉄】
箱崎線「箱崎宮前」駅で下車 1番出口から徒歩3分

筥崎宮境内に直結しているので地下鉄でのアクセスが一番おすすめです!

【JR鹿児島本線】
「箱崎」駅で下車 徒歩8分

【西鉄バス】
「箱崎」で下車 徒歩3分

筥崎宮境内に直結しています

【JR九州バス】
「箱崎1丁目」で下車 徒歩2分

筥崎宮放生会2024駐車場

以下の駐車場があります。

【筥崎宮宮前駐車場(有料)】
収容:100台
〒812-0053 福岡県福岡市東区箱崎1丁目42

【お潮井浜 特別駐車場】
収容:1000台
〒812-0055 福岡県福岡市東区東浜1丁目5

筥崎宮放生会の歴史や由来と見どころ

博多では、春の5月に開催される「博多どんたく」、夏の7月に行われる「博多祇園山笠」に次いで、秋には「筥崎宮放生会(ほこざきぐうほうじょうや)」が行われ、これらを合わせて博多三大祭と称しており、季節の風物詩として親しまれています。

この祭りの後には秋の味覚が市場に出始めることから、「梨も柿も放生会」という言葉が生まれ、まだ夏の暑さが残る中でも秋の気配を感じさせるイベントとなっています。

筥崎宮放生会は、「すべての生命を愛し、秋の恵みに感謝を捧げる」という精神のもと、7日間にわたってさまざまな神事や賑わいが展開される重要なお祭りです。

この期間中、日常ではなかなか意識することのない「他の生命の犠牲の上に自分たちの命が成り立っている」という事実に感謝を表し、商売繁盛や家内安全を祈る「放生会供養祈願祭」や、鳩や鯉の放流を行う「放生神事」が境内で執り行われます。

また、廻廊では放生会の名物として知られるビードロやおはじきの展示もされており、これらはすべて職人の手による手作業で作られたもので、その熟練の技が光る作品です。

筥崎宮放生会の読み方

一応ですが、確認しておきましょう。

筥崎宮放生会の読み方は、

はこざきぐうほうじょうや

となります。

筥崎宮放生会2024まとめ

毎年9月12日から18日にかけて、筥崎宮から海へと直線的に続く約1キロメートルの参道沿いには、500以上の露店が並びます。

この壮大な光景を展開するのは九州でも随一の秋のお祭り、放生会です。

1100年を超える歴史を持つこの神事は、すべての生命の霊を慰め、豊かな感謝の心を捧げつつ商売繁盛や家内安全を祈願するもので、福岡市の三大祭りの一つに数えられています。

この行事は、春の博多どんたくや夏の博多祇園山笠と肩を並べる重要なイベントです。

放生会では、りんご飴やイカ焼きといった屋台の定番料理から、金魚すくいや射的といった遊びの屋台も充実。

お化け屋敷や見世物小屋など、昔ながらの雰囲気を味わえる露天が特徴で、親しまれています。

以前は筥崎宮周辺に生姜畑が広がっており、参拝の際には新生姜をお土産として持ち帰るのが一般的でした。

その名残から、放生会では今でも葉付きの新生姜が売られています。

福岡に滞在しているこの期間は、昼も夜も異なる魅力を持つ秋の風物詩・放生会をぜひ体験してみてください。

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