神幸祭は、鹿島神宮で行われるお祭りで、神輿が本殿から行宮(あんぐう)へ移動する重要な行事です。
この期間中には、街中を5台の山車が練り歩きます。
提灯まちは、神幸祭の出御時に明かりを提供する目的で実施され、氏子たちが約8メートルの大きな青竹に無数の提灯を取り付け、20人ほどで支えながら、祭頭ばやしの掛け声を上げて参道を進みます。
提灯を持った参列者たちは、鹿島神宮の楼門前に設けられたかがり火へと提灯を投げ入れ、お祭りのクライマックスを飾ります。
鹿島神宮神幸祭・提灯まち2024時間や場所に日程など基本情報
鹿島神宮神幸祭・提灯まち2024開催概要は以下となります。
【開催日程】
2024年9月1日(日)、2日(月)
【場所】
鹿島神宮境内およびその周辺
【スケジュール】
●2024年9月1日(日)
10:00から 乱曳き
15:00ごろ 山車整列(5台)
16:00から 大提灯奉納(14基)
17:00から 山車集合(5台)
18:00から 総踊りおよびのの字廻しなど
19:00から 乱曳き
22:00まで 曳き止め
●2024年9月2日(月)
10:00から 乱曳き
13:00から 通し砂切き
13:15から 役曳き
15:00から 還幸祭
15:30ごろ 各町内巡行し角内へ
18:15から 年番引継
18:45から 年番送り後各町内乱曳き
22:00まで 曳き止め
鹿島神宮神幸祭・提灯まち2024屋台など露店の出店ある?
2024年の鹿島神宮神幸祭・提灯まちでは、お祭りの雰囲気をさらに高める屋台や露店が数多く出店されます。
これらの屋台や露店は、その多様な商品ラインナップから、食べ物を楽しみに訪れる人々も多いです。
屋台の定番メニューを完備しているほか、茨城県の特産品を活かした「煮イカ」の屋台も人気です。
「煮イカ」とは、干したスルメイカを水で戻し、味がしっかり染み込むよう煮込んだ料理で、その美味しさは訪れる人々に高く評価されています。
茨城を訪れた際には、この地元の味覚をぜひお楽しみください。
鹿島神宮神幸祭・提灯まち2024アクセス
【場所】
鹿島神宮境内およびその周辺
〒314-0031 茨城県鹿嶋市宮中2306-1
【電車】
JR鹿島線または鹿島臨海鉄道大洗鹿島線 鹿島神宮駅徒歩10分
【車】
東京方面から:東関東自動車道路潮来インターチェンジから車で約10分
埼玉方面から:圏央道大栄ジャンクションから東関東自動車潮来インターチェンジ、国道51号線経由で30分。
栃木方面から:北関東自動車道路水戸大洗インターチェンジ、国道51号線経由で50分
鹿島神宮神幸祭・提灯まち2024駐車場
以下の駐車場があります。
【鹿島神宮参拝者第一駐車場】
収容可能台数60台
茨城県鹿嶋市宮中2306-1
【鹿島神宮参拝者第二駐車場】
収容可能台数55台
茨城県鹿嶋市宮下2-8-8
【鹿嶋市宮中地区駐車場】
収容可能台数150台
茨城県鹿嶋市宮中1-13
【御手洗池駐車場】
茨城県鹿嶋市宮下1-6-15
鹿島神宮神幸祭・提灯まち2024交通規制
当日は交通規制があるので注意してください。
鹿島神宮神幸祭・提灯まち歴史や見どころについて
鹿島神宮は、関東地方で最も歴史があり、最も大きな神社で、全国にある鹿島神宮の総本山は茨城県の鹿嶋市に位置しています。
鹿島神宮神幸祭の由来は、かつて鹿島神宮から香取神宮へ船で行うものでしたが、戦国時代に途絶え、その後12年ごとに御船祭りとして再開されました。
鹿島神宮神幸祭・提灯まちのハイライトは、特に9月1日に実施される「提灯まち」です。この行事では、氏子たちが約8メートルの青竹に無数の提灯を付けて、約20人が力を合わせて参道を練り歩きます。
この時の祭頭ばやしの掛け声は非常に迫力があります。参道を進む提灯は、境内で鹿島神宮の楼門前に設けられたかがり火に投げ入れられる奉納行事が行われ、見る者に深い印象を与えます。
鹿島神宮神幸祭・提灯まち2024まとめ
年間の祭りの中でも特に重要視される例祭では、1日の夜に神幸祭が開催され、本宮から御神輿が出発し、行宮(あんぐう、仮の宮)へと移動します。
この1日の夕暮れ時から、神幸行列のルートを明るく照らすため、たくさんの提灯が吊るされた青竹がかがり火で燃やされる「提灯まち」という壮大な儀式が行われます。
続く2日目の午前中には行宮での祭が執り行われ、午後には還幸祭が開催され、御神輿が行宮から本宮へと戻されます。