「天狗の火渡り」として知られる、燃える火の中を勇敢に渡る様子は見逃せません。
古平町の夏の大イベントで、大漁と海の安全を祈るこの行事は、地域にとって重要な意味を持ちます。
イベントのハイライトは、「猿田彦の火渡りの儀式」です。
この儀式では、朱色の装束を身にまとい、天狗の面をつけた猿田彦が町内を進み、ご神体を清めます。
太鼓と笛の音色が空に響きわたる中で、約3メートルの火柱を猿田彦が通り抜ける姿は圧巻で、毎年、札幌などから約1,000人の観客がこの光景を目撃するために集まります。
琴平神社例大祭・天狗の火渡り2024いつ?時間や場所など基本情報
北海道古平町に位置する琴平神社は、地元住民から非常に親しまれています。
毎年、この琴平神社では「琴平神社例大祭・天狗の火渡り2024」というイベントが開催され、全国各地から参拝者が集まる予定です。
さて、皆さんが関心を持っている開催日程や場所、そしてイベントの流れについてお話ししましょう。
祭りは3日間にわたって行われますが、特に注目されるのは「天狗の火渡り」のイベントです。
天狗の面をつけた「さるたひこ」が燃える火を勇敢に渡る姿は見応えがありますので、ぜひ現地でその迫力を体感してください。
【開催日】
2024年7月12日(金)~14日(日)
【場所】
琴平神社
北海道古平郡古平町新地町86
【スケジュール】
7月12日(金) 18:00~ 海上渡御際
7月13日(土) 20:00~ 陸上渡御際・天狗の火渡り
7月14日(日) 20:00~ 陸上渡御際・天狗の火渡り
7月13日(土)天狗の火渡り 宝海寺駐車場
7月14日(日)天狗の火渡り 新地町みどり公園
琴平神社例大祭・天狗の火渡り2024歴史や見どころなど
北海道古平町にある琴平神社で行われる「琴平神社例大祭・天狗の火渡り2024」は、3日間にわたる祭りの中で特に2日目と3日目が見逃せません。
この日には、天狗の面と朱色の装束を身にまとった「さるたひこ」が、3メートルの高さまで燃え上がる火を勇敢に渡ります。
火柱を通る際に火の粉を巻き上げる「さるたひこ」の姿は、祭りのハイライトであり、圧倒的な迫力を誇ります。
琴平神社自体は明治8年に古平郡の鎮守とされ、比較的小さいながらも重要な役割を果たしています。
祭神には「大物主神」「八重事代主神」「保食神」「崇徳天皇」を祀り、地域からの厚い信仰を集めています。
「さるたひこ」は、神の使いとして祭りの行列を先導し、進行を指揮します。
他の地域の「さるたひこ」と異なり、琴平神社の「さるたひこ」は特別な権限を持ち、行列の進行に大きな影響を与えます。
例えば、「さるたひこ」が動かなければ、行列も進まず、30分間立ち止まれば、行列も同様に止まります。
さらに、観衆が2階などから見下ろしていると、「さるたひこ」は動かなくなり、付添人がその場から人々を下ろすまで待たなければなりません。
このような珍しい光景は、琴平神社の祭りならではです。
火渡りが行われるとき、「さるたひこ」は最初に神社に到着し、その後「獅子舞」や「神輿」も同様に火を渡ります。
この瞬間の火の揺らめきは幻想的で、天狗の「さるたひこ」が勇敢に火を渡る様子はまるで別世界の出来事のようです。
祭りはその迫力でクライマックスを迎え、多くの観光客が熱気に包まれます。
琴平神社の「天狗の火渡り」は他では見られない貴重な体験で、是非訪れてその伝統と迫力を目の当たりにしてほしいものです。
天狗の火渡り2024アクセス
【場所】
琴平神社
北海道古平郡古平町新地町86
【電車】
JR函館本線小樽行き各駅停車にて「余市駅」下車後、北海道中央バス乗車し「港町(古平町)」にて下車後、徒歩で約6分
【車】
黒松内新道「黒松内IC」下車後、約2時間
天狗の火渡り2024駐車場
専用駐車場は用意されていません。
近隣のコインパーキングの利用となります。
天狗の火渡り2024まとめ
火渡りは、朱色の装束をまとい天狗の面をつけた「さるたひこ」が先導する町内を歩く儀式で、これによってご神体が清められます。
響き渡る太鼓の大音量と軽快な笛の音に包まれ、火が灯されると、火柱が約3メートルの高さまで上がります。
さるたひこが火の粉を蹴散らし、火渡りを3回行うと、観客からは大歓声が湧き上がります。
その後、獅子舞や奴行列、神輿も火渡りを行い、祭りの盛り上がりは頂点に達します。
この有名な祭りは、近隣の町からも多くの人々が訪れる一大イベントです。