白根大凧合戦【2024】花火ある?時間や場所に屋台や歴史にアクセスと駐車場など詳細情報

越後平野を横切る大河、信濃川の支流である中ノ口川(川幅約80メートル)では、毎年、世界最大級の大凧合戦が行われます。

このイベントでは、畳24畳分の巨大な凧が両岸から空高く揚げられ、空中で絡ませて川に落とし、相手の凧綱が切れるまで互いに引き合う壮大な勝負が繰り広げられます。

この凧合戦の起源は江戸時代中期に遡ります。

当時、白根町の住民が中ノ口川の堤防の改修工事の完了を祝うために藩主から贈られた凧を揚げたところ、それが対岸の西白根に落下し、そこで家屋や農作物に被害を与えました。

その事件に激怒した西白根の住民が報復として凧を揚げ、白根側に落とすことで応戦しました。

この出来事が現在に続く大凧合戦の始まりであるとされています。

白根大凧合戦2024いつ?時間や場所に花火など基本情報

新潟県南区にて、毎年6月初旬に5日間にわたり開催される「白根大凧合戦」を紹介します。

この「白根大凧合戦」では、季節を先取りするような花火大会も行われ、訪れる人々に初夏の訪れを感じさせてくれます。

【開催期間】
2024年6月6日(木)~10日(月)

【時間】
6月6日(木)~9日(日) 13:00~18:00

6月10日(月) 13:00~17:30

【場所】
新潟市南区 中ノ口川堤防上(白根橋~凧見橋間)

<凧合戦の有料観覧席について>

観覧席A・B 1人 1,000円

Aは105席、Bは75席が用意されています。

有料観覧席は当日、観覧席にて申し込み。

事前予約・購入はできません。

<凧合戦の観覧船について>

高校生以上 1人 200円

この観覧船は、約600人が乗船可能です。

有料観覧席と同じく、事前の予約やチケットの購入は行えません。

乗船を希望される方は、当日に観覧船の乗り場で直接申し込みをしてください。

会場の案内図には、観覧席や観覧船の位置が明記されており、そこで確認することができます。

会場案内図へ>>

【花火大会】

6月8日(土)19:45~21:00(雨天の場合、9日(日)に延期)

⇒お問い合わせ:白根青年会議所 電話:025-373-4507

【第47回子ども大凧合戦】

6月5日(水)14:00~17:30(雨天の場合、8日(土) 9:00~11:00)

凧合戦会場(中ノ口川堤防上)

【市中パレード】

6月6日(木)12:30~ (雨天中止)

本町通を中心とした新潟市南区白根

【第38回お祭り広場】

6月9日(日)10:00~17:00

新潟市南区白根 本町通

白根大凧合戦2024屋台など露店の出店ある?

屋台を楽しむ醍醐味は、ただ食べるだけでなく、「どんなものがあるのかな?何を食べようかな?」と選ぶ過程も含めてのことですよね。

2024年の白根大凧合戦でどんな屋台が出るかはまだ発表されていませんが、過去のデータを見ると、唐揚げ、たこ焼き、お好み焼き、ステーキ串、チーズハットグ、クレープ、かき氷、りんご飴、チョコバナナ、冷凍みかんなどが並んでいる光景が見られました。

さらに、関連イベントとして6月9日(日)には「第38回お祭り広場」が開催され、過去には和菓子やスイーツが出店されていたこともあります。

今年の白根大凧合戦も、当日の屋台や露店のラインナップを楽しみにしておきましょう。

白根大凧合戦へのアクセス

【場所】
新潟市南区 中ノ口川堤防上

【路線バス】

新潟駅前バス乗り場から

●新潟駅直通

新潟駅前「のりば3」W70、W74 大野・白根線 ⇒ 「(臨時)白根小前」で下車

●青山 乗り換え

・B1 万代橋ライン 青山ゆき ⇒ 青山 乗換え ⇒ W7 大野・白根線「(臨時)白根小前」で下車

・B1 万代橋ライン 青山ゆき ⇒ 青山 乗換え ⇒ W8 味方・月潟線「白根中」で下車

【車】
●北陸自動車道
「新潟西」I.Cから約30分、「巻・潟東」I.Cから約20分、「三条・燕」I.Cから約30分

●磐越道

「新津」I.Cから約30分

白根大凧合戦2024駐車場

臨時駐車場があります。

最新の情報は公式サイトに案内があるので、お出かけ前に確認しましょう。

白根大凧合戦のホームページへ>>

白根大凧合戦2024シャトルバスについて

20分間隔で運行されます

●6月6日(木)

12:00~14:00

協栄信用組合前 ⇒ しろね大凧と歴史の館

14:00~18:30

しろね大凧と歴史の館 ⇒ 凧合戦会場(五六の町)

●6月7日(金)12:30~18:30

しろね大凧と歴史の館 ⇒ 凧合戦会場

●6月8日(土)12:30~18:30

① しろね大凧と歴史の館 ⇒ 凧合戦会場 ⇒ しろね大凧と歴史の館

② JA新潟かがやき ⇒ 凧合戦会場 ⇒ JA新潟かがやき

③ 味方出張所 ⇒ 凧合戦会場(白根中バス停付近) ⇒ 千日工業団地 ⇒ 凧合戦会場(白根中バス停付近) ⇒ 味方出張所

●6月9日(日)9:30~18:30

① しろね大凧と歴史の館 ⇒ 白根小学校前 ⇒ しろね大凧と歴史の館

② JA新潟かがやき ⇒ 白根小学校前 ⇒ JA新潟かがやき

③ 味方出張所 ⇒ 凧合戦会場(白根中バス停付近) ⇒ 千日工業団地 ⇒ 凧合戦会場(白根中バス停付近) ⇒ 味方出張所

●6月10日(月)12:30~18:30

しろね大凧と歴史の館 ⇒ 凧合戦会場(五六の町)

シャトルバスの紹介はコチラ>>

白根大凧合戦の歴史と見どころ

新潟市南区白根地域で300年にわたり続いている「白根大凧合戦」は、新潟県によって指定された無形民俗文化財です。

この凧合戦の始まりは江戸時代中期にさかのぼります。

中ノ口川の堤防改修工事の完成を祝うために白根側の住民が凧を揚げたところ、それが対岸の西白根側に落ちて農地を荒らしました。

これに怒った西白根側の人々が仕返しとして白根側に凧をたたきつけたのが、この伝統行事の起源とされています。

この出来事が無形民俗文化財として認定されるとは、当時の人々も想像しなかったことでしょう。

白根大凧合戦で使われる凧は、縦7メートル、横5メートル、約畳24枚分の巨大さを誇ります。

また、一般的な凧とは違い、凧糸ではなく「凧綱」で揚げる人々と繋がれているのが特徴です。

空中で互いの凧綱が絡み合い、凧が川に落ちても終わりではありません。

絡まった綱をさらに強く引き合い、相手の綱を切ることができた側が勝者となります。

この祭りの詳細なルールについては、特設ウェブサイトで確認できますので、ぜひチェックしてみてください。

白根大凧合戦のルールを見る>>

白根大凧合戦2024まとめ

現在、この祭りでは川の両岸から巨大な凧を空に揚げ、それらが空中で絡み合い、凧の綱が切れるまで引き合いながら勝負を決する形式となっています。

大空を舞う畳24畳分の大きさを誇る300枚の大凧の勇壮な光景は圧巻です。

凧が川に落下すると、その瞬間から綱引きが始まります。

イベントには飛び入り参加するチャンスもあるかもしれません。

観覧は無料席も用意されていますが、有料の桟敷席からの観覧が特に推奨されています。

凧揚げや綱引きの熱気を間近で感じることができ、迫力満点の体験ができます。

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